育休から復帰してしばらくは自分の業務の勘どころを戻したり、周りの期待に応えようと必死だったりとそこにある環境で一生懸命だと思います。
しかし、ママだって、ふとした時
このままこの会社でいいのかな?とか
考えたりすることもあるかもしれません。
また、働くママとして勤務する中で理不尽な思いを経験したり…こんな思いをしながら働くなら環境を変えたいと思うこともあるかもしれません。
今日は働くママの頭に転職がよぎった時に本当に転職するか否かについて考えたいと思います。
マミートラックにはまったわたし
わたしが復帰した時の状況については、前の投稿で書かせていただきました。
当時は社内に働く先輩ママがひとりもおらず、育休から一歩先に復帰したママ社員と同タイミングで復帰したママ社員が数人いる程度の職場環境で働いていました。
しかも、時短がゆえに案件対応がかなりしづらい…
クライアントとのやりとりがあってなんぼの業種で、夜まで対応できないと案件担当者としては戦力外。
そのような状況だったので、マミートラック(※)に落ち入っている時期もありました。
※マミートラックとは…
仕事と家庭・子育てと両立しているが、会社では昇進・昇級からは遠いキャリアを歩むこと
会社としてはマミートラックの状態にしたという認識はなく、時間の制約がある者は決められた時間内に終えられる業務をさせようということでしかなかったのかもしれませんが・・・
それでも、それまでの経験を買っていただき、他部署に横展開してほしいとの要請で異動したり、新卒や中途社員の育成を担当したりと時短であっても貢献できるポジションになんとか置いてもらっていました。
自分の思い描く未来は今の会社で実現できるのか?
重宝がられる一方で、
今の業務が自分のやりたいことなのか?という
疑問にぶち当たる時が幾度となくありました。
ただ、疑問は湧いても、その時のわたしは「ママは転職できないでしょ」という固定観念しかなく、転職に動き出すことなしなかったのです。
実際に転職活動を開始する一番のきっかけとなったのは35歳という年齢を意識したことでした。
転職に年齢は関係なくなってきているとはいえ、少し前までは「35歳転職限界説」が叫ばれたり、転職市場において35歳がキーとなる年齢であることはわたしも知っていたのです。
わたしの場合、自分の年齢に背中を押される形にはなりましたが、どうしても他社でやってみたいことがあったから最終的には転職を決意しました。
転職に迷われているママは、
「自分の思い描く未来は今の会社で実現できるのか?」と
いうことをポイントにして、一度自分の声を聞いてみてはいかがでしょうか。
詳しい話は下に書きます。
会社でやりたいことを実現できないなら、転職を選ぶのも策
わたしは、35歳を逃してチャレンジしなかったら、絶対後悔する!と思い、転職活動をスタートさせました。
当初のキャリアイメージでは、結婚・出産前に目標の姿となっているはずでした。
しかし、イメージとは違うライフステージを過ごし、目標も達成しないままとなっていたのです。
最終的に転職を選択したのは、今の会社では実現不可能なことを目標としていたからです。
具体的には、クライアント側であるメーカーに所属し、市場に売り出される商品に関わりたいという想いがありました。
それは勤務を続けていても実現できないことでした。
こうして、転職し、実現できるポジションを得ることにチャレンジすることにしたのです。
やらずに後悔するより、挑戦してみようという気持ちも強かったように思います。
自分の思い描いた姿に辿り着いていない場合、
「本当に今の会社で実現できないのか?」
これだけはよく考えてください。(しつこいですが・・・)
今、実現できていなかったとしても、
・上司、もしくは人事に相談したら変わらないか?
・自分から提案することで実現できないか?
・実現のために巻き込める人はいないか?
など、いろんな視点から結論を出してほしいと思います。
既存の業務・環境・社則やルールに捉われることなく、考えてもらいたいです。
沢山の考えて、時には交渉して、それでも実現はムリ、もしくは新しい環境で挑戦したいとの結論となった場合は、転職も有りです。
上記の考えは、働くママの転職に限ったことではありませんが・・・
しかし、同じ働くママとして、転職後に「やっぱり前の会社が良かった」とだけは後悔して欲しくないので「今の環境で実現ができないか」の確認の重要性については念を押させてください。
「働くママは転職すべきか否か」まとめ
働くママだって転職するか迷う時がある。
もし転職に迷ったら、
「目指す未来が今の会社で実現できるか」がポイント。
実現できていなくても、実現できそうになくても、既存の状況に捉われることなく”変える”ことができないかの検討は必要です。
”変える”ことができないならば、転職を選ぶのもアリだと思います。
ママの転職事情については今後も投稿していきます。