皆様ご存じの通り、終身雇用や年功序列も当たり前の世の中ではなくなりました。
実態は別として・・・
(未だに仕事のできない上司が出世していたりする世の中なのは知ってますが・・・ゴニョゴニョ)
今や成果主義の時代。上長が自分より年下となることも珍しいことではなくなった時代ですよね。
また、女性の場合、成果主義に加え、産前産後・育休や時短勤務の影響により周りの社員より昇進が遅れることもあるのではないでしょうか?
今日は年下上司との付き合い方のコツについて、わたしの経験談を交えてお話します。
今、まさに年下上司との関係にお悩みの方!
参考にしてみてください。ちょっとココロが軽くなるかも!
Contents
これまで2人の年下上司を経験!初めの一言は2人とも同じ○○だった
社会人歴、10ウン年で直属の上司は10人くらい。そのうち、2度上司が年下だったことがあります。(というか、今まさに年下上司です)
簡単に2人を紹介しますと、
・1人目→女性4歳年下。チームの誰より年下でリーダーをしていた。誰もが知る有名企業の出身。
・2人目→男性8歳年下!部長級職。新卒入社で同期の誰より出世している。
いずれも転職先の配属部署で出会った方々です。
私自身は成果主義の強い会社での就業経験が長いので、年下上司になっても抵抗感は全くありませんでした。
どちらの場合も、入社日を迎え、挨拶から最初のミーティングがセッティングされました。
そこで言われた言葉は・・・
「マネージメント下手なのでよろしくお願いします」
と、2回とも全く同じ内容だったのです!!
最初に言われたときは「いきなり言っちゃうの!?」と思いましたが、2人目の時は「おいおい同じ展開かよ~」と別の意味で驚きました。
後から思えば、仕事はできても、マネジメントは自信もなかったんだと思います。
あとは、期待値調整されているということですかね。
付き合い方のスタンス
どういう姿勢で普段業務にあたり、上司とコミュニケーションするか、スタンスについてお話します。
敬意を持つ
やはりその職位に上司がついているということで、過去に評価を受けたからだと思います。
そこに対しては素直に敬意を持っていました。
さらに敬意を持っていることに対して、態度や言葉に出すようにもしていました。
媚びを売るつもりはないのですが、思っていることを言葉に出すことで相手も安心するだろうという考えの元でそうしていました。
共に仕事をする上で、一番重要なスタンスだと思います。
あくまでも上司、敬語を使う
敬意を持つということの一貫で、もちろん話す時は常に敬語にしています。
これは自分が敬意を持つことだけではなく、他のメンバーからの見た目、「敬意を持たれている上司」というのを見せるためでもあります。
チーム運営がスムーズになるという意味でです。
イライラしない
もしかしたら経験はあなたのほうが上かもしれません。
イライラすること、ムカつくこともあるかもしれません。
それでもイライラせず、こちらが大人な対応を貫くことも重要だと感じます。
ちょっと難しいようであれば、”イライラを態度に出さない”ということだけできるだけでもOKです。
自分のほうが実際に大人であることは忘れずに。
サポート役に努める
上司の業務、とくにマネジメント面においてサポートすることを意識すると◎
自分のほうが年上なだけあって、上司以上に様々な場面に直面してきた経験も活かされるかもしれません。
わたしの場合は転職してきた身だったこともあり、これまでの会社で経験してきたことにおいて提言し、サポートするようにしていました。
付き合い方のコツ
早い段階で年下上司は気にならないことをアピール
わたしの経験からもわかる通り、上司のほうも自分が年下だということを気にしています。
そこで、初期段階で「実力主義が当たり前、上司が年下でも気になりません」ということを伝えてしまうのがおすすめ。
お互い気負いすることなくコミュニケーションを取れるでしょう。
わたしの場合、採用面接時、もしくは入社初日の段階でさりげなく伝えるようにしています。
味方につける
すべての根本、年下上司は敵ではありません。味方であることを自分自身に染み付けてしまったほうがよいでしょう。
根底にその意識があると関係性も好転してきます。
あなたの昇給・昇格を決めるのは上司。日頃の業務においてだけではなく、待遇面でもいいことが待っているかも。
年下上司に対する考え方を変える
逆にやりやすいと思う
上司をムカつくこともあるとは思いますが、一方で年下上司も気を遣っていることがよくわかります。
そこを自分自身の価値観から「実はこの環境はやりやすいのかも」と考えを変えていくのが個人的にはおすすめです。
気軽に相談して懐に入ってしまうとか、○○の件は任せてください!と右腕的な存在になるなどやり方は人それぞれだと思いますが、「上司が年下であることに気負わず、ラッキーと思うこと」その考えを是非持ってみてください。
もはや上司=年上という感覚を捨てる
そもそも上司は年上というのは固定観念に囚われてしまっているでしょう。
日本の大企業にいる方だとどうしてもそのような考えになってしまいますが…
年下の上司がなぜ管理職になったのか、どこが評価されているのか冷静に捉えるようにしたいですね。
まとめ
自分の上司が年下であることは珍しいことではなくなりました!
大切なのは「敬意を持って接すること」
読んで、いやいやそうは行ってもムカつく上司なんだという方もいらっしゃると思いますが、少し考えを変えていただいて明日からコミュニケーションがスムーズになることを祈っています!