子育て

家庭訪問で担任の先生をどう迎える?共働き家庭だからこそのポイントを押さえよう

 

今日は小学校の家庭訪問に関する話。

先生とお話できるのは楽しみなんですが、毎年、スケジュールを調整して、掃除をして、お茶菓子を買ってとなんだか訪問直前までバタバタしてしまうわたしです。

 

中には準備は万端だけど、実際先生と何を話したらいいのかわからないママもいらっしゃいませんか?

今日は、家庭訪問のポイントを”ママが働いているからこそ”の視点で考えたいと思います。

 

日程はいつごろ?

 

多くの学校では、4月下旬~5月上旬に実施されることが多いようです。

最近は共働き家庭も多いので、夏休みに行われる学校もあるようで知った時にはびっくりしました。

(長期休みでシフトなど調整されるお母さんを考えてのことでしょうか)

 

家庭訪問の目的は?

 

家庭訪問の目的って誰も教えてくれませんから、あくまでわたしの考えですが、以下のように捉えています。

・先生と保護者のコミュニケーション

・家庭での様子の伝達

・学校での様子の伝達

・先生による家庭状況の確認

・子どもの相談ごと

 

このご時世ですし、学校としては「先生による家庭状況の確認」の要素も強いのかなとも考えてしまいますが、親としては子どもがどのような様子で学校生活を送っているか知れる大事なチャンスですよね。

 

最近の家庭訪問事情

 

最近の家庭訪問でよく聞かれるのは、「家に上がらない、玄関先での家庭訪問」ではないでしょうか。

共働き家庭が増えたことで、負担を少なくする目的だそうで、世間でも好評だとか聞いたことがあります。

確かに掃除を気合い入れてやらなくてよいのは助かりますね。

 

長男の1年生の時の先生がまさに玄関先での家庭訪問でした。

事前の授業参観・懇談会時に「家庭訪問は絶対上がりませんので、お構いもなく」と予告いただいていました。当日も自宅内での面談をお声掛けしましたが先生は上がられませんでした。

 

共働き家庭ならではの押さえるべきポイントは?

 

ここからは働くママだからこその家庭訪問のポイントです。

わたしが考えるポイントは3点。

 

日程調整は早めに

働いていると家庭訪問の日は休暇や早退しなくてはならない方がほとんどではないでしょうか。

わたしも家庭訪問の時は午後半休を取っています。

会社の公休(メーデー)を使い、家庭訪問してもらえた時は地味に嬉しかったものです。

 

家庭訪問の日程は直前に決まることがあるので要注意です!

長男の小学校の場合、前の学年末には家庭訪問期間のお知らせがきます。

 

ただし、実際自分の子どもがどの日程になるかは、

【新学年になってから希望日程提出】→【先生による調整→【日程決定

と手順があり、意外と直前になってしまいます。

 

今年の息子のクラスの話で言いますと、日程決定のお知らせから家庭訪問日まで短い家庭で1週間くらいだったように思います。

そこで、会社には家庭訪問期間のいずれかで休む可能性があることを前もって伝えておくことをオススメします。

 

そうすることで先生がいつまでたっても訪問日をお知らせくれないとヤキモキしなくて済みますよ。

また最後の時間枠ですと、17時半ごろになるかと思います。

後半の時間帯で設定してもらえるよう希望することで仕事への影響を軽くすることも可能です。

 

学童での様子も伝える

 

先生にとって学童は自分の業務の範疇を超えていますが、子どもにとっては学校~学童は続きのようなもの。

お友達関係も少なからず学童生活が影響すると思います。

学童で仲の良い子=学校でも仲が良いのかなど聞いてみるとよいでしょう。

 

また、学童のことに限らず、学童に通っていることで普段の生活はどうなのか(例えば、学童から帰るのが遅いため寝るのも遅くなってしまうなど)も話せると、先生としてもお子さんがどのような生活パターンを送っている生徒なのかイメージできると思います。

 

親(特にママ)の働き方を伝える

 

わたしは会社員であることや、出勤頻度、勤務地なども会話の中に入れてお話するようにしています。

先生からしてみると、夜勤や海外出張をする母親、平日週5働く母親、自営業の母親、パートの母親、自由シフトの母親……すべてが働くママとして認識されると思います。

 

母親は家庭訪問の主役ではないので、改まってお話することはありませんが、具体的にわたしの働き方を会話に盛り込むことで、どんな家庭かイメージはもってもらいたいと考えています。

 

わたしの場合休みづらく、学校行事に行けないことや主人や母に代打をお願いすることも予測しているので、密かに意識しているところです。

実際、学校で息子が体調不良になった際に母にお迎えを頼んだことがありましたが、先生がわたしの状況をわかってくださっていたことでお話がスムーズでした。

 

余談ですが、1年生の時の担任の先生は同じ年頃のお子さんをもつママ先生でしたので、働くママとしてお互い共感し、励ましあった家庭訪問となりました。

 

まとめ

 

家庭訪問において、働くママだからこそ押さえたいポイントは

・日程調整は早めに

・学童での様子も伝える

・親(特にママ)の働き方を伝える

の3点。

 

学年のはじめである家庭訪問時に先生に上記を伝え、どのような家庭か理解していただくことが、先生自身がお子さんを捉えるヒントとなるかもしれません。

子どもが楽しく、順調な学校生活を送れるよう会話も工夫してみましょう。

日程調整を早めにすることはお忘れなく!