ママになってから転職活動をすると必ず聞かれる質問があることをご存知ですか?
正社員、契約社員、パートなど雇用形態に関係なく、共通して質問されることがあるんです。
わたし自身、ママになってから複数回転職経験がありますが、どこの会社に面接に行っても、同じような質問をされています。
面接に行く前に不安な気持ちを抱えている方、この記事を読んで、自信を付けて行きましょう。
ひとつひとつ解説していくので、面接シュミレーションになりますよ。
Contents
面接でママ固有の質問があるのはなんでか?
ママだからこそ面接でされる質問があります。
理由は主に2つあると考えています。
仕事と家庭の両立について確認
家庭の状況が業務に支障を来すことがないかの確認
理解しておきたいのは、いじわるでされた質問でも圧迫面接でもなく採用するのに必要な情報だから質問を受けるということです。
質問に正直に答えると不採用にならない?
こればかりはわたしもわかりません。
ですが、ウソをつくと最悪の場合、申告虚偽になるということです・・・少し大げさですが・・・
少し大きな話をしてしまいましたが、ウソをついて入社しても自分が肩身の狭い思いをするだけなのです。
ですが、回答の仕方によってはアピールにもなります!
具体的な回答を次に考えていきましょう。
ワーママ転職の面接で聞かれる質問と回答
早速よくある質問から、質問をしている意図と回答例を考えていきましょう!
仕事をする上で家族の協力はありますか?
家族がどう思っているか、仕事と両立できるのかを聞く典型的な質問です。
どういう生活をしているかの伺うため、とっかりとして質問されることが多いです。
回答例)
はい。これまでも夫婦協力してきました。
子どもの世話を中心に分担しています。
わたしの実家も近いので、いざとなれば協力を仰ぐこともできる環境です。
ご主人は働くことに対して何と言っていますか?
この質問も意図としては上の質問も大きく変わりません。
特に旦那様の了承が得られない場合は仕事の定着にも関わってくるので質問されます。
回答例)
夫はわたしが社会と関わりを持つことに賛成しています。
基本的には夫婦であっても個人の目標を大事にするタイプなので応援してくれています。
仕事で使えそうなネタがあれば、夫婦で共有するようにもしています。
残業はできますか?
どこまで融通がきくのか聞いている質問ですね。
無理にできます!と答える必要はありません。
採用された時のことを考えると、正直に回答するのがベター。
もし少し融通を利かせることができるのなら、妥協できるのはどういうところか答えると評価いただけるでしょう。
回答例)
子どものお迎えがあるので難しい状況です。
会社を17時には出たいと考えています。
自分の業務については時間内に完結できるようにします。
万が一、緊急の仕事が間に合わない場合は持ち帰りでの対応も検討させてください。
勤務のシフト制や休日出勤はできますか?
この質問も上の質問と似ていますね。
採用後をイメージして、出来ること・出来ないことをしっかりお伝えしたいです。
回答例)
月1~2回程度の休日出勤でしたら可能です。
土曜日は子どもを保育園に預けることもできますし、日曜日は主人が家におりますので、相談しながら出勤します。
おこさんはおいくつですか?
この質問自体には大きな意味がないことが多いです。
まずはお子さんの年齢を聞いて、どのような生活をしているのか面接官がイメージしたいときに受ける質問です。
回答例)
4歳です。
わたしが働いていることをだいぶ理解してきているようでママお仕事頑張ってね!と言ってくれるようになりました。
おこさんが小さいようですが大丈夫ですか?
大丈夫の意味は生活全般・子どもの病気・学校行事など様々な面を指していると考えます。
問題ないということ、問題が出た場合はどういう対応策を用意しているのか回答しましょう。
回答例)
普段は保育園に預けているので問題ありません。
子どもの病気の面で申しますと、病状にもよると思いますが、病児保育に登録しているので利用することが可能な状況です。
おこさんの急病時の対応はどなたがされますか?
上の質問とやや似ている質問です。
これまでお子さんが病気になった時にどうしてきたのか正直に回答してよいと思います。
無理して回答することもできますが、いざ働き出して子どもが病気なのに無理に登園したりするのは悲しいですよね。
これまでの状況をお話できると面接官も安心できるでしょう。
回答例)
夫婦のどちらかが休んで対応するか、わたしの母に来てもらうことになります。
子どもが乳児の時は体を崩すことも多かったのですが、ここ半年は園をお休みすることなく通えています。
おこさんの学校などの行事とか多そうですね?
どのくらい母親業が忙しいのか単純に把握したい、場合によってはお休みの頻度を密かに伺っていることもあります。
この質問もご自身が譲れるところ・譲れないことを伝えましょう。
回答例)
そうですね。
保育園時代と比較すると小学校に上がってから平日行事が増えました。
これまでは子どもと相談して、出席する行事を選んできました。
「ワーママ転職の面接で聞かれる質問」まとめ
どの質問も回答がイメージできる状態になったでしょうか?
ポイントは
端的に事実を回答すること
その上で
アピールとなるように補足をすること
もしくは
妥協点を提示すること
です。
面接のイメトレは、頭で考えるだけでなく、一度書き出してみることをおすすめします。
暗記をするという意味ではなく、話の流れを整理してくださいね。