春が近づいてきました。
もうすぐ入学が近づいているご家庭では「小学校に上がったらどんな生活になるのか」不安に思っている方もいらっしゃいますよね?
そもそも
なんで子どもは大きくなっているのに小学校って大変だんだろう?
「小1の壁」ってなぁに?
という方に向けて、今回は疑問に答える形で記事を書きます。
Contents
結論、小学校以降は母親が働いていることは考慮されていない
小1の壁・・・
よく言われることだし、なんとなくわかっているけれど、どういうことなんだろうとイメージが漠然としている方もいらっしゃると思います。
つまりなんで「壁」と言われるのかといいいますと・・・
小学校以降は母親が働いていることは考慮されていない設計だからです。。。
そのために学童保育はありますが、学童保育だけでは補えない事実があるのです。
ワーママであることが考えられていないことで起こることやシーンについて次項でピックアップします。
小1の壁、具体的にどんなことがあるの?
「小1の壁」に該当するものは様々あります。
例えば以下のような場合です。
【小学校生活編】
・平日の行事の多さ
・平日のPTA活動
・土曜行事に伴う平日の振替休日
・天候理由(警報時)の急な休校
・学級閉鎖時の休校
【学童編】
・学童の閉所時間が保育園より早い
・長期休みのお弁当作り
【地域活動編】
・子供会の役員
・ご近所(特にママが主婦のご家庭)とのお付き合い
ぱっと思いついただけでもこれだけ挙がりました。
子ども本人の生活においても小1の壁はある
上でピックアップしたのはどちらかというと親の目線から見た「小1の壁」でした。
ですが実際にはお子さん本人にも幼児期からの変化が大きくあります。
保育園時代は帰宅後にごはん・お風呂を済ませたら寝ることができたけれど、小学生になったら宿題や時間割りもあります。
学校では勉強にスポーツに疲れますから、学童にお迎えに行って帰ってきてご飯を用意しているうちに子どもが寝てしまった…なんてこともあるかもしれません。
習い事をする子も増えますが、平日の習い事はどうするか。
学童に入っていない子と遊びたがる子どもにどう説明するか。
ひとつひとつ親子で乗り切らないといけない問題が出てくるのは間違いありません。
小1の壁の乗り切り方
では、障壁をどう乗り切るか・・・
これには飛び道具はありません。
いろんな方法を合わせながら、進んでいってご家庭にベストな方法を見るけるしか方法はないと思っています。
周りの人を巻き込む
パパはもちろん、頼れる状況であればばぁば・じぃじにも協力してもらえるとベストですね。
協力が必要となる場合があることを、幼児期より共有できると良いと思います。
ファミサポ・家事代行・病後児保育など外注を利用する
外注には抵抗のある方であっても、いざという時のために心の準備をしておく必要があると感じます。
家のこと、子どものこと、うまく回すためにはやらないことを決めるか、やって貰うしかないのです。
内部の力でどうにもならない時、外部の力を借りるのは仕事と同じですよね。
時短勤務を利用する
わたしは今フルタイムをしていますが、やはり時短勤務のほうが子どもにはよいと正直感じています。
ママが余裕があったほうがベターだからです。
(ママのキャリアや会社環境もあるのでベストとは申しません)
転職する
どうしても今の会社で小学校生活を乗り切れないと考えるのであれば、転職を選ぶのも手です。
最終手段になると思いますが、転職するかどうかによらず「仕事はその会社でしかできないものではない」という認識を持っておくのがよいでしょう。
「小1の壁」まとめ
小学校生活のイメージは湧きましたか?
正直申しますと、親子共々ストレスを抱えることもあるかもしれません…
ですが、
小学校とは働くママを想定されていないことなんだと理解すること(ある意味、割り切る)
ママパパとお子さんにあった方法で解決していくこと
この覚悟が事前にあれば、ストレスの感じ方も軽くなるかもしれません。
どうか無理されず、頑張っていきましょう。