かつては「就活」という言葉から始まり、今や「婚活」「妊活」「保活」というライフイベントに関する言葉が定着しました。
そしてさらには「ラン活」なんて言葉まで定着するように。。。
数年前までは春から始まるランドセル商戦でしたが、気づいたら通年に近いような状況になりましたね。
今日はラン活を通して我が家で実際に起きた、親子関係にまつわる大事な大事なお話。
本記事はラン活に励むママに絶対絶対読んでいただきたい内容です!
わたしの失敗もありのままにさらけ出しています…
Contents
ランドセル活動=ラン活とは?
ご存じの方も多いと思いますが「ラン活」とはランドセル活動の略です。
入学を控えた子供のランドセルを選び、購入するための活動を指す言葉です。
購入するランドセルを決定するまで、ご家庭でどのように進めるか決まっていますか?
ママはなぜラン活に励むのか
わたしを含め現代のママたちが生きてきた時代、それは豊かな暮らしでしょう。
中高生くらいの時代にすでにパソコンや携帯電話があり、ブログやmixi、Facebookなどの大流行も経ている方多数。
リア充なんて言葉も流行しました。(最近聞きませんね~死語になったの??)
今もインスタをやっている方も沢山いるのではないでしょうか?
おしゃれなものも簡単に手に入り、ママになってもママには見えないようなおしゃれな方もいっぱい。
おしゃれにこだわるママが自分を取り巻く環境、ひいては子どもの持ち物にも高い意識を持っている結果、ランドセル争奪戦が起こると想像しています。
子どもにも小さいうちから良いものを教えたい
子どもにはおしゃれなランドセルを持たせたい
そんな親の意識もあると思います。
我が家のラン活 長男編
さて、我が家がランドセルを買うまでにどんなことをしたのか・・・?
大きくは以下の通りです。(一般的ではないかと思います)
・カタログ請求
・ネット検索
・店舗に見に行く
・楽天を見る
ちなみに当時インスタはやっていなかったので見ていません。
その中で子どもを連れて、春のうちに実店舗を見に行ったのは、
・イオン
・ヨーカドー
・土屋鞄
・百貨店(2店舗)
・楽天市場のリアルイベント「楽フェス」での実販売
こんな感じだったと記憶しています。
色々見てはみたけど、「あと池田屋見たいなー」とかぼんやり考えたり。
当時はドンピシャなものがすぐ見つからず、即決せずにあれやこれや背負ってみて、親子であーだこーだ言いながら進めていました。
カラーはもちろん、素材や背中のクッション性とか中のポケット構造とか考えれば考えるほど、こだわりたい点や気になる点が出てきてしまったという感じです。
ラン活で事件は起きた!
そうこうしているうちに事件は起きました。
長男から一言。
「もうママの好きなランドセルにしていいよ・・・・・・・」
情けなく・・・
崩れ落ちる感覚と脱力感・・・
自分のボキャブラリーでは表現できない感情に襲われたのでした。
長男のランドセルを選ぶのに、本人の意思を置き去りにした行動の結果でした。
「わたしは子どもに何という想いをさせているのだろう・・・・・・」
結局最後に見た、長男がこれと言ったランドセルを購入しました。
↓これが購入したランドセルです。結果これにしてよかった…↓
事件から学んだ2度目のラン活 次男編
さてさて、そんな事件から3年後。次男のラン活の番がやってきました。
買った時期は秋のブラックフライデー。もう春には活動しませんでした。
イオンでブラックフライデーにかるすぽや天使のはねが半額になるのを前年にチェックしていたのもあり、
「どれでも好きなランドセルを選んでいいよ!!」
と、次男が選んだランドセル(天使のはね)を購入しました。
ちなみにちゃっかりセールで次男には選んでもらいましたが、秋購入だと、空いている、種類もある程度絞られている、値下げされると良い点もたくさんあります。
ラン活で大事なものを失ってはならない
ラン活って誰のものなのでしょう?今ならわたしもわかります。
でも恥ずかしながら当時のわたしはそれがわかっていなかった。
6年間持つものだから丈夫でおしゃれなものにしたかった。
わたし一人のこだわりで、長男の自立や自由を母親自ら奪い取ることをしてしまうところでした。
むしろ奪い取ってしまったに等しい行動だったと思います。
「ランドセル活動の失敗」まとめ
ラン活でママの価値観を子どもに押し付けていませんか?
ママのこだわりは子どもにとっても大切なものですか?
おしゃれなランドセルももちろん素敵です。
おしゃれなランドセルを否定するつもりもありません。
でもおしゃれなランドセルを得るかわりに大事なものを失ってはなりません。
もし今ラン活でママだけが必死になっている現実があったら、我が家の例を反面教師に子どもにとって何がよいのか考える機会をしていただけたらうれしいです。
わたしの本当に恥ずかしい話でした。