こちらのページにたどり着いた方はママで転職を考えている方だと思います。
今回は転職回数4回!(うちママになってからは3回)のわたしがママの転職における自己分析について書きます。
仕事にキャリアに転職に、悩んでいる方こそ実践してほしい自己分析の方法をお教えします。
なんで自己分析が大事なの?
転職を考えたとき、何から準備するか悩みますよね?
情報収集?
履歴書と職務経歴書の作成?
転職エージェントの登録?
どれも準備に大事なことだと思います。
でも何より重要なのが自己分析です。
情報収集するにしても、どんな情報を集めるのか?
履歴書と職務経歴書の作成をするにしても、どうやって書くか?何をアピールするのか?
転職エージェントの登録するにしても、どのエージェントにするか?
これらは自己分析を経ることで格段に効果的な選択ができるようになるからです。
例えばですが、自己分析して
「財務領域におけるキャリアアップをしたい、ゆくゆくは管理職も経験したい」
となったとします。(粗い内容ですが・・・)
その場合であれば、情報収集においても「財務 求人」と検索するより「財務 リーダー候補 求人」と検索したほうがピンポイントな結果が得られますよね?
履歴書や職務経歴書の作成においても何ができて何ができないか・何ができるようになりたいかが伝わる内容のほうが間違いなく通過率が上がります。
例えば、
「月次決算はメイン担当として4年間遂行してきた」
「年次決算は補助的な役割」
「役職にはついてないけれど、後輩指導歴は3年」
「株主総会の事務局として他部署を巻き込みながら総会を開催した」
など具体的に整理できていて、書類に反映されていたほうが読み手に伝わります。
「リーダーとして経験を積みたい」という自己分析から得られた目標に対して、「後輩の指導経験」「周りを巻き込む力」がアピールできた内容となっています。
ちなみに書類通過の先には面接もあるので絶対棚卸しをしたほうが絶対いい。突然想定外の質問をされて回答できない!なんてことがなくなります。
ということで、転職に関わる行動をするときにまずしてほしいことは「自己分析」なんです。
ママ転職の自己分析
ママが転職を考えたとき、時間が取れないばかりに自己分析をせずして転職エージェントや転職サイトに登録してしまう人がいます。
もれなく私もその一人でした。
ママになってからはじめての転職の時のことです。
でも今だから思います。
「ママだからこそ自己分析をしよう」
自己分析の重要性は上で触れた通りですが、ママだからこそなのです。
自分への戒めも含めて、ここで改めて提案させてもらいます。
それはなぜか?
自分のことだけ考えていられない立場になったから
(新卒のときは自分のことだけでよかったですよね?)
家族がいることより変動要素が増えるから
(夫が転勤になったら?子どもが成長したらどうなる?)
自己分析した結果に家族の未来を重ねて、転職のコアとなる要素を見直してほしいと思います。
自己分析の進め方
「働き手」「ママ」としての2方向から整理することをおすすめします。
項目としては
・これまでの経験
・スキル
・1年後どうなっていたいか
・3年後どうなっていたいか
・10年度どうなっていたいか
・モチベーションが上がること
・モチベーションが下がること
・これまでの働き方
・実現したい働き方
・大事にしたい価値観
このような感じでしょうか。(もっと細かくてももちろんOK)
頭の中で考えるだけでなく、ノートやPCに書き出すことをおすすめします。
すべて書き出したら、今回の転職において特に重視したいポイントにマーキングします。
ここまでできたら最低限の自己分析はOKです。
もっと本気で自己分析したい方は「絶対内定」(杉村太郎・熊谷智宏 著)でチャレンジすることをお勧めします。
就活本として大変有名な「絶対内定」ですが、転職者にとってもやって損ない、むしろ得られるものしかない内容となっています。
時間はかかりますが本当に丁寧な自己分析ができますよ。
自己分析結果の使い方
一度自己分析をすると、ありとあらゆるシーンで使うことができます。
使うというより自然と整理されたことがコアとなって自分が行動できているイメージです。転職活動だけでなく、生活シーンでもです。
今回は転職の記事なので一例を挙げると
・キャリアアドバイザーとの面談で転職における重視ポイントを伝えることでその転職軸に近い求人を紹介してもらえる
・面談で突っ込まれたときに回答に詰まらない・面接突破できる
・内定が複数出たときに自分が重視したいポイントに沿って入社する会社を選択できる
などなど・・・
どれも自分が思い描いた将来像に紐付いていることにお気づきになりましたか??
自分の将来につながる自己分析、やるっきゃないですね!