わたしは20代で結婚・出産しました。デキ婚です。
早くに結婚した人からしたら、標準的な年齢なのかもしれませんが・・・
キャリア形成している組からしたら早い年齢での出産。
当時のわたしは出産どころではなかったのは事実。
正直「今じゃない」という気持ちを持っていました。
初めての転職から2.3年経ったときで、まだまだキャリアップしたかった・・・
その転職自体もその先のさらなるステップアップも見据えた戦略的な転職となるはずでした(一応)。
周りのメンバーはガツガツ働く環境で、ひとり時短勤務。
やるせない気持ち、惨めな気持ち、悔しい気持ち。
沢山の気持ちを持ちながら、なんとか働くママを続けてきました。
そんな気持ちを時には家でこぼしてしまうわたしなのですが、
旦那はそれを傾聴、共感するタイプではございません。
真っ向反対のことを意見されることもしばしば。
愚痴に関連してケンカすることもしばしば。
ですが。
旦那の意見の中にも気づきがあって、わたしは救われて来ました。
日々仕事と子育ての両立に悩むワーママを救う考え方のお話です。
人はライフステージによってキャリアの緩急が出るものだという旦那
仕事で
評価されたい!
自信をつけたい!
成長を感じたい!
自己実現したい!
20代で出産したわたしは、30代である程度のキャリアや昇進後に出産した方を見てずっと後ろめたい気持ちでいました。
正確にいうと今も「後ろめたい気持ちでいます」なのかも・・・
日経DUALなんて見たら、仕事も子育てもバリッバリにやっているママが沢山載っていますから。
「なんでこのようなママたちのようにわたしはなれなかったんだろう」
何度も振り返ってきました。
わたし自身、ずっとブレーキを踏んできた感覚なのです。
そんなわたしの気持ちを知って、
「ライフステージに合わせて仕事を頑張ったり、子育てを重視したりしていいんだよ」
「ちょっとだけ周りより早くキャリアの角度が緩やかになっただけ。落ち着いたらまた頑張ればいい。人によって緩やかになるタイミングが違うだけ」
と旦那は話しています。
当たり前のことなのだけど、必死に生活していると忘れがちな考え方です。
子育ては尊いと言う旦那
また、加えてこう話します。
「仕事よりずっと子育てのほうが尊い」
と。
「人の命を預かる行為なのだから」
と。
若い時にイメージしていたキャリアを歩めなかったわたしにとっては救われる想いだったのでした。
これってわかっているのに、日々どこかに行ってしまっている考え方ではありませんか?
サイボウズ青野社長の話
自分の旦那の話と同投稿で引用して恐縮なのですが、旦那とのやり取りをしてから数年後にサイボウズの青野社長の記事に出会いました。
青野社長がママ社員のお子さんが怪我をしたことで他の社員宛に書き込んだ社内メッセージを紹介します。
周囲のメンバーがスムーズに連携してくれたようで素晴らしいです。
わたしがみなさんに共感していただきたいのは、
子育て > 商売
という価値観です。
子どもがいなくなると、次の市場がなくなりますから、商売のほうが優先されるはずがありません。
言い換えると、子育ては長期の顧客創造業務です。
だから、子育てに取り組む人には「どんどん育ててね」と思います・・・(略)
会社より仕事より子育てが尊いという価値観を代表自らも発信してらっしゃいます。
わたしたちは顧客創造業務をしているんだ!!!!!
まとめ
子どもは愛おしい。
そうわかっていても、キャリアを見つめてみるとなんとも複雑な気持ちになることもあります。
ライフステージによってキャリアの緩急ができることは自然なこと。
出遅れたキャリアもいつか取り戻せるように、子育てしながらでも努力するのが大事ですね。
そして、私たちがしている子育ては仕事より尊いことだと胸を張って言いたいですね。